夏の友

宿題

11月18日(日)はれ

月イチになりつつある.いかん.

今日は何をしていたかというと,今使っているiPhoneの名義変更だ.これまでずっと母親名義だったものを自分のものに変えた.今使っているiPhoneは5S,大学4年の夏に契約したやつだ.その時点ではまだ就職内定ではなかったので,「自分で稼ぐようになったら変えよう」と決めておいてそのまま4年が経ってしまった計算になる.そろそろXRに変えたいなと思い始めたので,あわよくば機種変更まで頼むつもりだった.

物持ちがいい人間とよく言われる.というより,実際そうだ.同級生がランドセルをボロボロにする中で僕一人傷が少ない状態で毎日使っていたり,服も私服制服限らず使い通していける.携帯電話も同じで,初代のガラケー(912SHだったか)は4年以上使ったけれど液晶も割れず未だに電源が入るし,今使っている5Sも画面にヒビ一つない.よく信じられないと言われるが,そうそう落っことすあなたの使い方のほうが分からんと言い返せる.すごいでしょ.

そんなわけで,4年ぶりに地元のやわらか銀行ショップ*1に行った.銀行よろしく整理券をとって,2時間待った.一人で2時間待つのはそれほど苦ではないが,契約者の母親を伴っている今回は話が別.流石に申し訳なかった.とはいえ,母親はiPhone8でゲームを2時間やり続けていた.インド人もびっくりだった.ゲームに触れてこなかった人間が触れ始めるとろくなことにならないと思っていたが,まさか身内でそうなるとは.むしろ自分のほうが手持ち無沙汰で,一応持ってきたアルティンガロア理論*2をちょっと眺めたりしていたが,ノートがなくて何も理解まで及ばなかった.

ケータイショップに若者は少ない.生気のない中高年以上ばかりだ.客は土気色の顔をした人ばかりで,店員はあくせく働いていて,一刻も早くこの店舗から出たかった.一緒にされたくないというか,何というか.途中,店員に「いい加減まだなんですか!? まさか,私を飛ばしているんじゃないでしょうね??!!?」とつっかかる婆さんがいて,世紀末だと思った.お前のその行為は時間泥棒以外の何物でもないぞ,と喧嘩を買いに行きたかったが,母親の手前やめた.幼児2人が別に待っていて店舗を駆け回っていてこれもまた世紀末感があったが,子どもたちは一定期間を過ぎると大人しく待っていた.婆さんのほうがよっぽどクソガキだなあと思う次第である.

契約の変更は来店2時間後につつがなく終わった.いや,つつがなくない.

暗証番号が●で出るけれどもその下に丸見え状態で出てきたりとか,セキュリティもクソもないものがそこかしこにある.今回のこれもかなりがっかりした.その程度のセキュリティ意識なら,初めから丸見えにしておくほうがいいと思うんだけど.

そんなわけで,たった2時間でどっと疲れたような,気分を害したような気持ちにさせてくれた.しばらくケータイショップには寄り付きたくない.

*1:ソフトなバンクのこと.

*2:実家に置いてきたのを忘れて行方不明状態だったもの.