夏の友

宿題

1月2日(水)はれ《自分次第》

家族で初詣をした。実家の地域の氏神に手を合わせてきた。毎年、幼い頃からずっとなのだが、神社の敷地で知り合いに遭遇したくないなあと恐る恐る足を運ぶ。小学生の頃は、何となく家族と一緒にいるのがこっ恥ずかしかった。今は今で、久しぶりに会ったとして、「久しぶりですね!」の次に何を話せばよいか困りそうな気がしてならない*1

ただ、1回だけ話をせずに後悔したことがある。就職して1年目の正月、昨年度までアルバイトしていた塾での教え子をスルーしてしまった。その子は優秀な中3の子で、あまり教えることが無かったものの、信頼を寄せてくれていた。難なく受験に成功したのを見送って僕は就職、引越ししたのだが、その子とは高校進学直前の春以来だった。家族連れでいるところに尻込みして声をかけることができなかったのだが、一言くらいは交わしたかった。特に、高校生になってどう人間的に変わったのか、気になるところだったのに。

彼とは当然それきり。今は大学生だろうから、どこにいるやら分からない。一期一会とはよく言ったものだなと、過去の自分を恥じているところだ。

それもあって、今年は人の縁を大切にするように手を合わせた。自分次第でどうにかなることは割と多いとだんだん気づけてきたのもあって、願いというよりは決意表明なのかもしれない。良い年になりますように。

*1:実際はそんなことない人のほうが多いだろうけど…たぶん……