夏の友

宿題

8月26日(日)はれ《新人》

ディーラーから受けよ(意訳)と言われていた半年点検を受けてきた.お盆の予定を決めあぐねていたところに「受けなさい」と電話がかかってきて,いつならよいかと聞かれたまま放置をしていたら怒られた.小学生か.いや怒られてはいない.

時間ぴったりにディーラーに着いた.*1ガラス張りの店内から駆け足で見慣れないスタッフが駆けてきた.若い男性だ.年の頃は自分と同じぐらいか.トヨタともなれば営業マンは院卒で新人研修で……といった感じだろうから,若くても24歳.それだとちょうど自分の一つ下になる.

点検をお願いした後は,僕はたいてい置いてある旅雑誌などを読む.携帯の中身なんて家でも見られる.だからこういうときくらい別のものを読もう,という感じだ.温泉だったり,これからの果物狩りの情報を眺めていると,新人の彼が来た.研修の一環でアンケートに答えてほしいという.客とニーズを掴めということなのだろう.さらさらっと答えてしまおうかと思っていたら,新人の彼はこちらを注視しまくっている.で,ボールペンの先の行方にひとつひとつ反応して,相槌を打ってくる.……とてもやりづらい.

ひとつひとつの所作がどことなくぎこちなくて,そんなところでフレッシュさを感じる.社会人1年目の自分や2年目で正規採用をもらったときの自分もこんな感じだったんだろう.何となく周りの温かい眼差しを感じたことがあるが*2,それを自分が送っているというのが分かる瞬間だった.

*1:こういうとき,時間ぴったりに行くのが良いのか,5分前集合の方が良いのかが分からない.こちらはお客様だというのもあるけど……うーむ

*2:今もそうだったりするが.