夏の友

宿題

4月26日(日)はれ 遣る瀬ない

インターハイについては,以下のツイートとこの記事で一旦口を噤もうと思う.

しがらみのない個人としては,当たり前だ,という感覚.命よりもスポーツが大事なのか,と思うところである.

今僕は部顧問である.インターハイを最後にしようと意気込んでいた子どもたちとやってきた.彼らは一生懸命である.このニュースが届くまで,自宅で何かしらをやってきたと思う.彼らが最後思い切り笑うなり泣くなりして引退してほしいと思っていた.今,ここまでの気持ちをどうしてくれよう.高体連の判断はお世辞にも早いとは言えないが,可能性を伺う気持ちは多少,分かるつもりだ.何ともならぬ.

冷たい言い方をすると,部活動は特別活動であって教育課程上必須の活動ではない.労働者の立場から言えば,それなのに部顧問の仕事はボランティアどころか赤字,頑張れば頑張るほどブラック業務.やりがい搾取もいいところだ.挙句の果てに責任がつきまとう.昨今,18時に退勤できるのはこの仕事がないことも一因である.

にもかかわらず彼らとやっていきたいと思うのはただ,子どもたちがひたむきに頑張っているからである.それ以上のことはない.明日から考えるべきことは,この状況が好転したあと,いかに彼らに良い線引きを与えるかである.

この記事が恩着せがましいとか,恰好つけのためのパフォーマンスだと思われるのであれば,そう思っていただいて構わない.ただし,見返りもなにもないブログに何故,整理しきれていない気持ちを生のまま書くのか,多少は慮っていただきたい.