夏の友

宿題

バカになる

欲望に忠実になる、と言っても良いです。
幼稚園児だか保育園児だかが、雨上がりの舗装されていない道の水たまりに足を突っ込んだり、
服が汚れることも厭わずに水鏡の奥に指を伸ばしたり、
あるいはずっこけたり。
それくらい、何か瑣末なものを失ってまでも何かに没頭するってことは大切なことなんじゃないかと思います。
そこで人を傷つけたりするならまだしも、服ぐらい、靴ぐらい汚れたっていいでしょう。
バイトでもいいし、スポーツでもいいし、あるいは自己満足でも良いかも。
というより、自己満足が一番自分が満足するから良いのかな。
そこでとにかく指を伸ばすことが大事。足を泥水に突っ込むことが大事。
お母さんに怒られることを怖がっている人には分からないのかもしれません。
たぶん、誰よりも自分をぐちゃぐちゃにして笑える人が一番だと思います。
雨も降ってないけど、靴を汚すこともなかったけどふと頭を掠めたこと。