夏の友

宿題

捨てるべきこと

もういっちょ.区切れ目にさしかかったことの話.
引越し準備はまだしていないのですが(やばい),いい機会だろうと思って部屋の整理をしました.
具体的には今まで捨てようか否か逡巡して生き残っていたゴミを捨てました.
押入れの中にぐてーっと居座っていたエナメルバッグだったり,
かつては大活躍したであろうフロッピーディスクたちだったり,
本能のままに筆を執った黒歴史を資源ゴミに出したりしました.
それから,いつか使うだろうと思っていた教科書類も処分しました.
もうこれからは数学(と物理?)ぐらいが必要になると思うので,最小限に絞ったつもりです.
いつか使うというのはとても甘い響きですね.
今回は心を鬼にしてこの言葉を振り払って頑張りました.
結果,押入れのスペースを10%ほど確保することに成功しました!!! 快挙中の快挙です.
初めは逡巡から逃れられないのですが,いざ捨てて帰ってきて自室を見渡すと気持ちいいですね.
愛着を捨てた後悔よりもずっと,迷っていた自分を一刀両断できたことを褒めてあげたいという気持ちになります.
もうちょっと多く捨ててもいいかなとも思う始末です.
服も何着か切り刻んだ上捨ててしまって,代わりに新しいジーパンを買ってきました.
新しく空いたスペースに新しい風を入れるこの喜びです.
こうやって経済が回るのか……というのは言い過ぎですが,心機一転という感じがします.
……その夜,奇しくも見た夢は自分の思い出ベースのNTR夢でした.
あーーーもーーーーそういうのいらねぇからーーーーってな具合にエロくて愛おしくて完璧なNTRでした.
自分の恋愛観とかももう捨て去ってしまいたいし,
そこらへんの人間関係もそろそろ色眼鏡を割り捨ててしまいたいところなのですが,
そういうことこそなかなか愛着が湧いてしまって捨てられないようです.
つらいものです.
新生活が始まって,本当に知り合いとも連絡が取りづらくなってしまうその境界にいる昨今.
一方通行の友情や恋慕や憎しみはもう,消し去ってしまいたいものです.
いつまでも過去に拘泥しているから新しい風が入ってこない,というのはよく知っていることでしょう?
と自分に問いかけつつ,でもまあそんなに一気に変われたら自分じゃねえやとも思っています.
難しい.でも,折角なのだから新しい風を感じられるように扉を開けて生きたいものです.