夏の友

宿題

そういえば

仕事上のストレスに苛まれています.
最近流行りのライフワークバランスとか,ブラック体質とかそういった環境的なものと,
仕事をしている自分が嫌だという,変なプライドの高さに依るものです.たぶん.
やるべきことに溺れて正しい判断ができずに首が締まっていることもあります.
子どもに接することは好き.
子どもが頑張る姿を支えるのも好き.
でも,指導ができているかと言われればそうでもない.
人の前に立って責任を果たす事の難しさを痛感しているところです.
最近で言えば行事の運営.
現状,自分の分担の範囲で見通しが持てず,行き当たりばったりで進めて周囲の不安を煽りまくっています.
この学校における行事の位置づけとか教員のスタンスとか,そういうことを聞いておけばよかったと後悔しています.
人と話すことは大事で,教科書に載らないようなものでかつ自分にないものが得られるんですね.
「自分はコミュ障だ」と枠に押し込めて目を背けていたツケが一気に噴出しています.
聞いておけば,助けを求めていればと始終ぐるぐる後悔しています.
そんな毎日に身を置いていれば当然精神的に参ってくるわけで.
休職まで目前にちらついている現状です.
ただ,自分の性質上,一度休職してしまったら二度と戻ってこれない気がしています.
だから何とか逃げずに行こうと思っています.今は.
2年前に試験に合格した時にこんなことになるとは欠片も考えていませんでした.

ただ,ふと思い出したことがひとつあります.
「こんな道をどうして選んでしまったんだろう」と(答えがないつもりの)自問をした時のことです.
大学院進学と就職を天秤にかけた4年生の5月,
「最終的に教職に進むのであれば,同じ2年を過ごすなら現場で2年経験を積もう」
と就職を決意したのでした.
院でやっていく自信がなかったのもありましたが,今があるのは自分自身のその決意でした.
「修行」と言っては子どもたちの人生を預かっている身,適切ではない部分もありますが,
今は自分のために自分で選んだ2年間なのだと今更気が付きました.
ならば,言い訳することも逃亡することもできないなと納得しています.

乗り越えれば何でもなかった,という毎日になりますように.
10月はそんな1ヶ月です.