夏の友

宿題

9月4日(火)ひじょうにつよいたいふう

昨日中に休校の判断が成されたため,この日は職員だけ出勤していた.夏休みが早くも復活したような変な感じである.その職員たちも時間を半ば持て余し,前倒しで打ち合わせをやったり,先の試験を作っていたり,終いに昼前には年次休暇を取っていた.自分も13時すぎに退勤して,コンビニで麺を買って昼飯とした.

台風に対して舐め腐ってきたが,今回の台風はそんな認識をもふっとばしてくれた.恐怖を感じる強さの雨と風.退勤するタイミングもそれほど良くなく,ピークに向かって暴風域が迫っている最中だった.車から降りるに降りれない.そしてこんな日に限って内祝いをもらってそれを抱えて出なければならない.びっしょり濡れた.

ピークは15時前ぐらいだっただろうか.風向きがまだ良かったものの,打ち付けるような突風が吹き荒れていて窓ガラスが壊れるかと本気で怖かった.生まれてこの方,雨戸の大切さに気が付いていなかったため,このアパートにも雨戸がないことを知らなかった.ガムテープを斜めがけで貼ろうかとも思った.次引っ越すときは雨戸の有無をちゃんと確かめます.マジで.

雨風が収まったのが17時半頃.外に出て車が壊れていないか確かめに行った.

ちょうど去年の台風のとき,実家の隣家からトタン屋根が飛んできてボディを綺麗に舐めてひっかき傷を刻んでくれていたのだ.まあほにゃほにゃあって自分の保険で直したが,後で聞くと40万かかったという.二度とごめんだと祈るような気持ちでアパートの駐車場に行ったところ,上に載せた文の通りだった.人がちぎったような細かさの葉が車体に道路にアパートの外壁に飛び散っていた.あまりに強い風だとこんなこともあるのだなともう一度身震いした.

大阪では空港が水浸しになっていてとんでもないことになっているという.ここ最近,一つ一つの爪痕が大きすぎる.